文部科学省は8日、国際大会で活躍したスポーツ功労者の顕彰、表彰式を東京都内で開き、今年1月の冬季ユースオリンピック(韓国)フィギュアスケート女子で金メダルを獲得した島田麻央選手(木下グループ)が表彰された。
島田選手はユース五輪で同種目では日本勢初の金メダルを手にした。式典後、「小さい頃からずっと『オリンピック』という言葉に憧れてきたので、ユース五輪ですけど、出場できたことがうれしかったです。金メダルを取れたことは自分の人生の中でも一生の思い出になります」と改めて振り返った。
今季は既にジュニアグランプリ(GP)シリーズで2戦連勝。特に9月のソリダリティー杯ではシニアを含めて今季世界最高の224・68点をマークし、シリーズ上位6人で争う12月のジュニアGPファイナル(フランス)への進出を決めた。「たくさん素晴らしい選手が今年も出てきていて、その中の6人。すごく緊張すると思うが、自分のベストの演技ができるようにしたい」と意気込みを語った。
ジュニア世界選手権をはじめ、国際大会はデビュー以来無敗が続く。だが「連勝のことでの緊張より、自分がしたい演技をできるかということへの緊張の方が大きい」と、自らの滑りに集中していく考えを示した。【倉沢仁志】
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