バレーボール少年男子は佐賀学園と佐賀商業の2つのライバル校を集めた合同チーム。上位進出を目指し、初戦に臨みました。

【佐賀学園 山口真登選手】
「いつもはライバル校だが、そこを今は忘れるというのを意識して。同じチームとして勝とうと」

佐賀学園を26年間率いてきた蒲原和孝監督。ライバル校同士の溝を無くすため、次の春高バレーでは指揮をとらないと決めて臨みます。
第1セットに、佐賀代表はいきなりアクシデント。佐賀商業のエース・中道が足首を痛め、このセットを落とします。

【佐賀商業 中道仙太選手】
「劣勢だったので、すぐ戻りたいなと」

後がない第2セット。その中道がコートに戻ります。

【実況】
「佐賀代表がセットポイントを迎えています。山口のサーブレシーブはしっかり返って、レフトの宮崎のスパイク。再び宮崎は3枚ブロックとの勝負。今度はバックアタック!佐賀商業・中道のスパイク!」

勝負はフルセットへ。しかし第3セットはあと一歩及ばず、初戦敗退となりました。

【国スポバレーボール少年男子 蒲原和孝監督】
「本当に1つのチームとしてよく頑張ったと思う。しっかりとしたバレーができていたので、悔いはない」

次は、1カ月後の春高バレー。結束して戦った2チームは、再びライバルとなります。

【佐賀学園 山口真登選手】
「またライバル校に戻るので、やっぱり負けられない」

【佐賀商業 中道仙太選手】
「複雑な気持ちだが、しっかり勝ち切りたい」

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