嬉野市で行われたレスリングは、少年男子グレコローマンの試合が行われ、佐賀代表は2つの金メダルを獲得する活躍です。

【リポート・木村賢勇】
「レスリングの会場ではまもなく、少年グレコローマンの決勝が行われます。佐賀代表は2人が決勝進出していて金メダル獲得に期待がかかります」

鳥栖工業高校レスリング部の2人が決勝に進出した佐賀代表。まず55kg級の決勝に挑んだのが鳥栖市で生まれ育った中島拓摩。前半途中、相手を持ち上げやすい有利なポジションから見事な攻めを見せてポイント連取、あっという間のフォール勝ちで、まずは1つ目の金メダル獲得です。

【レスリング少年男子グレゴローマン55kg級佐賀代表 中島拓摩】
「率直に安心している気持ちがあります。この大会に携わってくれた皆さんに感謝したい」

この勢いに乗りたい佐賀代表、60kg級の決勝には同じく鳥栖市出身の前田太晟が出場。前田も序盤から試合の主導権を握って相手を攻めるも決めきれずに前半終了。後半は相手に後ろを取られる場面もありましたが、しっかり守り切り1ポイントも許さない完封勝ち。中島に続く2個目の金メダルをもぎ取りました。

【レスリング少年男子グレゴローマン55kg級佐賀代表 前田太晟】
「思うような試合にできない中でも焦らずしっかり優勝を目指して(やれた)。皆さんに応援していただいて力になって優勝することができた」

男女総合優勝の連覇を目指すレスリング佐賀代表は、このあとのナイトゲームで、成年男子グレコローマンの決勝に2人が出場する予定です。

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