プロ野球阪神の粟井一夫球団社長(60)は6日、岡田彰布監督(66)が今季限りで退任し、来季はフロント入りすると発表した。後任監督については「しかるべき時期が来れば公表する」と話すにとどめた。
岡田監督はこの日、兵庫県西宮市の甲子園球場での練習前に選手らを集め直接辞意を伝えた。選手会長の中野拓夢内野手(28)は「有終の美というか、監督をもう一度胴上げしたい」と話した。
2年契約の2年目にあたる今季は球団史上初のセ・リーグ連覇を目指したが、巨人に競り負けて2位。レギュラーシーズン最終戦が行われた10月3日に退任が報じられ、本人はこれまで取材に無言を貫いている。(共同)
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