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【MLB】フィリーズ 2−6 メッツ(10月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)

 メッツの千賀滉大投手がナ・リーグの地区シリーズ初戦に先発登板。

 いきなり先頭打者からホームランを打たれたものの、2回31球を1失点3奪三振の内容でマウンドを託した。終盤まで無得点で負け投手となる可能性もあったが、メッツは8回に試合をひっくり返し、千賀も思わずガッツポーズ。終盤に逆転しチームは勝利を飾った。

 1回裏、復帰後初マウンドの3球目だった。先頭シュワバーに投じた95.9マイル(約154キロ)の直球を弾き返され、飛距離425フィート(約130メートル)となる特大ソロを浴び、いきなり失点。しかし、その後は立ち直り、続くターナーから持ち前のフォークボールで三振を奪うなど、この1失点だけに抑え、2イニングを投げ終えて後続にマウンドを託した。

 千賀は今シーズン、右肩痛で開幕から離脱し、7月26日(日本時間27)日のブレーブス戦で今季初先発。2失点9奪三振の好投で1勝目をあげたものの、その試合で左足を痛めて再び戦線離脱していた。

 約2か月ぶりとなったマウンドは、この日解説を務めた「MLB.jp」編集長の村田洋輔氏が「30球が目処だったのではないか」と言及した通り、2イニングを投げて降板。メッツのメンドーサ監督も千賀について「シュワバーに一発を浴びたけれど、フォークもよかったし、良い仕事をしてくれた」とのコメントを残した。

 試合はナ・リーグ東地区を制した強豪フィリーズのエース、ウィーラーに7回を無得点に抑えられてメッツ敗戦のムードが漂うなか、8回表に同点タイムリーが飛び出し、千賀もベンチから雄叫び。一気に5点を奪い逆転勝利をあげた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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