高校野球の第74回県秋季大会(主催・県高校野球連盟、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)第12日は5日、コザしんきんスタジアムで準決勝第1試合が行われ、エナジックが4―1でウェルネスを破って初めての決勝進出を決め、九州大会の切符を手にした。

 エナジックは一回、先頭のイーマン琉海の右越え三塁打と四球で無死一、三塁とし、砂川誠吾が一塁線にセーフティースクイズを決めて先制。五回には1死三塁から相手捕逸で2点目を挙げた。

 六回には2本の単打とヒットエンドランを絡めて無死二、三塁の好機をつくり、平良章伍が中前2点適時打を放って2点を追加した。

 先発のエース左腕、久髙颯は8回を8奪三振無失点の好投。九回に2番手で登板した左腕の瀬良垣壱瑠がウェルネスの反撃を1点に抑えた。

 決勝に進む2校が来春の選抜大会の選考が懸かる秋季九州大会(10月26日~11月1日、大分県)に出場する。

 第2試合は沖縄尚学と宮古が対戦する。

 

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