ピート・ローズさん(AP=共同)

 米大リーグ歴代1位の通算4256安打を記録しながら野球賭博関与で永久追放されたピート・ローズさんが9月30日、死去した。複数の米メディアが報じた。83歳だった。オハイオ州シンシナティ出身。AP通信によると死因は不明。

 1963年に21歳でレッズからデビューし、新人王を獲得。極端にかがむような姿勢からの両打ちの巧打で安打を量産した。全力疾走、豪快なヘッドスライディングなどで「チャーリー・ハッスル」と呼ばれて人気を誇った。73年には3度目の首位打者となり、リーグ最優秀選手にも輝いた。

 通算成績は歴代最多の出場3562試合で打率3割3厘、160本塁打、198盗塁。(共同)

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