9月29日まで高松市で行われたジャパンパラ陸上競技大会にパリパラリンピック代表で岡山市の実業団チーム所属の生馬知季選手(32)が出場し、強さを見せました。

高松市の屋島レクザムフィールドで開催されたジャパンパラ陸上競技大会。28日の車いす陸上T54クラス100メートルに、パリパラリンピックのユニバーサルリレーで4位入賞を果たした岡山市のWORLD-ACに所属する生馬知季が出場しました。

パラリンピック後、初めてのレースで、応援してくれた人たちに自分が走る姿を見てほしいという思いで臨んだ生馬。自身が持つ日本記録には届きませんでしたが、14秒47で1位でフィニッシュしました。

(WORLD-AC 生馬知季選手)
「あまり調整できていなくて、向かい風の中で、まずまずのタイムだったのではないかなと。パラリンピックに出場した身として負けるわけにはいかないという思いがあった。優勝できたことを今は安心しています」

生馬は、T54クラス800メートルでも1分36秒25のタイムで優勝し、2冠を達成しています。

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