あん馬の演技を披露する体操男子団体の萱和磨キャプテン=北九州市八幡東区で2024年9月29日、石田宗久撮影
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 パリ・オリンピックで活躍した体操日本代表が共演する「2024体操ニッポンGALA in北九州」が29日、北九州市立総合体育館(八幡東区)であり、約3000人の体操ファンがその妙技を楽しんだ。

 オリンピックに全国から寄せられた応援への感謝を伝える場として日本体操協会が主催。体操男子団体総合で金メダルを獲得したメンバー5人と新体操のフェアリージャパンPOLA、体操女子、トランポリンの計17人が参加した。

 GALA(ガーラ)は祭典を意味するフランス語で、選手たちも、リラックスした表情を見せていた。技を披露するエキシビションでは、あん馬や段違い平行棒、平均台などの種目で会場を沸かせた。新体操では6人の美しい演技で観客を魅了した。

取材に応じる体操男子団体の萱キャプテン(左端)や岡選手(右端)ら=北九州市八幡東区で2024年9月29日午後3時37分、石田宗久撮影
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 クライマックスの鉄棒で、金メダルを獲得した岡慎之助選手が華麗に宙を舞い、鮮やかに着地を決め「最高です」と語ると、大きな拍手を浴びた。イベント後、報道陣の取材に応じた男子団体の萱和磨キャプテンは「楽しく、和気あいあいとした雰囲気を見せられて充実した一日だった」と話した。

 一流選手の技を間近で堪能した八幡東区の田中心都さん(12)は「フェアリージャパンが、すごくきれいですてきでした」と喜んでいた。【石田宗久】

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