日本スポーツ振興センター(JSC)は12日、大学スポーツ界で相次ぐ不祥事を受け、統括組織の大学スポーツ協会(UNIVAS)に対し、研修会やガイドライン策定などガバナンス強化事業への新たな助成枠を設けることを決めた。助成額の上限は5千万円。  日本大アメリカンフットボール部の違法薬物事件などを踏まえた措置で、助成対象期間は2026年度までの3年間。同日の助成審査委員会で承認した。  委員会では24年度の選手強化や施設整備のための助成金の配分も決定し、総額は約198億7千万円となった。このうちスポーツ振興くじの売り上げを財源とする助成は約177億7千万円。


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