優勝トロフィーを手に千葉県市原市の小出譲治市長(右)と記念撮影に収まる南愛美さん=同市で2024年9月19日、浅見茂晴撮影

 米国で8月にあった世界最大級のジュニアゴルフ大会「USキッズゴルフ世界選手権」8歳女子の部で、千葉県市原市の小中一貫校「加茂学園」3年の南愛美さん(9)が通算10アンダーで優勝した。昨年に続く連覇で、19日、同市役所に小出譲治市長を訪ね、報告した。

 同大会は8月1~3日、米ノースカロライナ州パインハーストで開かれた。

 父勇大さん(39)によると、南さんは2日目からトップに立ち、最終日は一時追いつかれながらも、得意のパターで3連続バーディーを決めて優勝。最後まで諦めない我慢のゴルフで、1打差で勝利をつかんだ。「メンタル面で強くなった」と評価した。

 南さんは昨年の優勝報告時に、小出市長に連覇を宣言。この日は、「自分を信じて勝つことができました。3連覇を目指して、一生懸命頑張ります」と再び約束した。

 南さんは5歳の時、本格的にゴルフを始め、2023年1月、「ゴルフの街いちはら」を掲げる同市がプレー環境に恵まれているとして、八千代市から移住した。【浅見茂晴】

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