先日の特集で紹介した小学生アスリート山口葵生選手です。陸上競技のハードルと走高跳を組み合わせた「コンバインドA」で2023年、全国準優勝した実力者です。9月22日、今年の全国大会が開かれ見事、日本一に輝きました。

ハードルに走高跳。長野市の小学6年生・山口葵生選手はこの2つを組み合わせた陸上の種目「コンバインドA」で長野県の小学生記録を持つ実力者です。

小学1年から競技を始め恵まれた体格と身体能力で力を伸ばしてきました。

2023年の全国大会では5年生ながら準優勝。今年は悲願の日本一を目指していました。

山口葵生選手:
「ハードルと高跳びともに大会新記録で、コンバインドAも大会新記録で1位を取って帰ってきたい。(Q.自信は)あります」

22日に行われた今年の全国大会。最初の種目は80mハードル。

スタートは出遅れましたが、持ち前のハードリングでカバー。タイムは12秒23で自己記録には及ばず、予選全体の2位でした。

山口葵生選手:
「2位という結果は悔しいですけど、しっかり自分の走りはできたなと思います」

逆転を狙う走高跳。ライバルたちが苦しむ中、ただ1人、1m40をクリア。

そして、自己記録の1m43に挑戦。

一発成功!逆転での優勝が決まり、大会記録も更新しました。

山口葵生選手:
「去年から悔しい気持ちが残っていて、ずっと目指していた日本一だったので、とっても本当にうれしいです。家族と、応援してくださった皆さんに、『ありがとう』の感謝の気持ちと、『1位取ってきたよ』ってうれしい報告をしたいです」

悲願の日本一をつかんだ山口選手。

来年からは中学生。更なる成長を目指します。

山口葵生選手:
「中学でも全国にいって、入賞や優勝を狙える選手になりたいです。ありがとうございました!」

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