大相撲秋場所で2度目の優勝を果たした海洋高校出身「大の里」の大関昇進が決まりました。昇進伝達式の口上では「唯一無二の力士を目指す」と大関としての決意を示しました。

新潟県糸魚川市の能生中学校・海洋高校出身の大の里。大相撲秋場所で2度目の優勝を果たし、日本相撲協会は、25日の臨時理事会などで大関昇進を決めました。

午前10時すぎ、協会の使者が茨城県阿見町にある二所の関部屋を訪れ、大関昇進を伝えると、大の里は口上で決意を示しました。

【新大関・大の里】
「大関の地位を汚さぬよう唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します本日はありがとうございました」

初土俵からわずか9場所での大関昇進は昭和以降、最速です。大の里は、9月28日、中学・高校を過ごした糸魚川市に凱旋する予定です。

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