秋の高校野球岩手県大会は2回戦が始まり9月24日は4試合が行われました。
このうち盛岡地区同士の対決は5度の逆転が繰り広げられた大激戦となりました。

初戦で盛岡三高を破った盛岡商業と盛岡地区予選では4戦全勝し第1代表として挑む盛岡誠桜。

初回に先制を許した盛岡誠桜はそのウラ2アウト2塁のチャンスで4番・田中慧佑がレフト前に弾き返し同点に追いつくと、続く5番・藤田優月もタイムリーヒット、逆転に成功します。

すると直後に盛岡商業が反撃、2者連続バントで相手のミスを誘い同点に追いつくと4番の廣田聖剛がライトオーバーのスリーベースヒット、この回3点を奪いすぐに試合をひっくり返します。

しかし盛岡誠桜はそのウラ、今琉成のツーベースヒットを皮切りにチャンスをつくるとまたも4番の田中が今度はライト前へ、2人が返り同点に追い付くと続く3回にも1点を奪い再び前に出ます。

それでも盛岡商業は動じません。
直後の4回、1番・川村陸翔の気迫あふれる内野安打をきっかけにこの回4本のヒットを集めて逆転し返します。

ゲームは盛岡商業が主導権を握ったまま6回へ。
1点を追う盛岡誠桜はランナー2人を置いて4番・田中が24日3本目のタイムリーヒットで同点に追い付くとさらに6番の佐々木秋星がレフト線に弾き返しました。

両チーム合わせて逆転は5回、27安打18得点のシーソーゲームは盛岡誠桜が12対6で制しました。

盛岡誠桜 田中慧佑選手
「自分の後ろのバッターも打ってくれる人がそろっているので、そこを信じて自分も打席に入った。東北大会出場に向かって次からの一戦一戦も大切にして頑張りたい」

そのほか注目の私立対決は2023年の王者・一関学院が9対2の7回コールドで盛岡中央に勝ちました。

専大北上は9対0の7回コールドで花北青雲に勝ちました。

盛大附属は16対1の6回コールドで釜石に勝って3回戦進出です。

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