バスケットボールB2リーグの熊本ヴォルターズです。21日行われた天皇杯2次ラウンドでB1の長崎と対戦。10月のレギュラーシーズン開幕に向け、課題と収穫が見えた一戦を振り返ります。

【田中 知也 記者 リポート】
「新生ヴォルターズ公式戦の初陣が間もなく始まります。日本代表選手擁する長崎を相手にどんな試合を見せてくれるのでしょうか」

21日の天皇杯、2次ラウンド初戦。試合開始早々、体格差を利用するプレーなどで点数を重ねる長崎に対し、攻守で遅れをとったヴォルターズは、第2クオーター序盤までに24点差をつけられる苦しい展開に。

それでも守備のシステムを修正し長崎の攻撃のリズムを乱すと、ヴォルターズが徐々に試合の流れを引き寄せます。

後半も勢いそのままに、クラークからマクリーン。そして宇土市出身の澤邉。

さらにはライトフットと、この試合、クラークは両チーム最多の13アシストで長崎の守備を翻弄します。

試合終盤には、そのクラークから山本。

昨シーズンBリーグでベストディフェンダーに輝いた馬場 雄大のチェックを受けながらの3ポイント。

フリースローも沈め、残り20秒で4点差に詰め寄ります。

しかし、反撃もここまで。序盤でのビハインドが響き、勝利とはならなかったものの、シーズン開幕に向け課題を洗い出すことができた試合となりました。

【本村 亮輔 主将】
「いい意味で長崎と勝負できて自信にもなったし、おのおのがB1のフィジカルの強さを感じたと思うので、より追求して頑張りたい」

【ジェフリー・ヒロナカHC】
「シーズン前にフィジカルの強いチームと対戦できて今後に向け、いい経験になった」

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