第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は20日、京都市のわかさスタジアム京都で代表決定戦があり、三菱重工Westがパナソニックに1―0で競り勝ち、7大会連続28回目の本大会出場を決めた。歴代最多の出場を誇るパナソニックは本大会の連続出場が28で途切れ、今季は2大大会の出場がかなわなかった。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【下河辺果歩】
三菱重工West・津野祐貴監督
<計6人の継投で零封リレー>
全員投入するつもりで、投手陣は早め早めの継投を考えながらやってきた中で、鮫島(優樹)がしっかりと立ち上がりを抑えてくれて、その後のピンチで登板した西(隼人)の投球が非常に大きかった。投手陣は各自が役割を果たしてくれた。
<最後はエースの竹田祐が締めた>
前回の敗戦はかなり精神的にも肉体的にもダメージが大きかったが、借りを返さないと彼自身がスッキリしないと思うので、最後はどんな場面でも彼に任せようと思っていた。
<本大会に向けて>
投手も打者もスピードとパワーをもっと付けないと全国の上位は狙えない。残りの期間で休養も入れつつ、次のステージに向けて練習していきたい。
パナソニック・金森敬之監督
<本大会の連続出場が28で途切れた>
歴代のOBの方が作ってきた伝統をなんとかつなぎたかったが、途切れさせて本当に申し訳ない。
<先発の定本拓真投手は7回1失点>
一番状態がいいし、力があるので負けられない試合で先発に起用した。本当によく頑張ってくれた。
<打線は好機をものにできなかった>
勝てない要因というか、ああいう場面で点数を取らないといけない。そこをずっと練習してきたが、なかなか本番で結果を出せなかった。監督として勝たせてあげられず、本当に申し訳ない。
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