第49回社会人野球日本選手権東海地区予選は19日、愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで代表決定戦があり、三菱自動車岡崎が王子に3―2で競り勝って2大会連続10回目の本大会出場を決めた。
代表権獲得に最も貢献した選手に贈られる殊勲選手賞は、五回に先制の2点適時打を放った荒井海斗に決まった。
王子は敗者復活トーナメントに回り、21日の代表決定戦でJR東海とHonda鈴鹿の勝者と対戦する。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【黒詰拓也】
三菱自動車岡崎・梶山義彦監督
先発の坂巻(拳)が八回途中まで2失点とよく投げてくれた。ベストピッチだった。以前は力任せだったが、変化球も交えながら制球良く投げて内野ゴロを打たせていた。選手たちは夏の都市対抗の初戦で負けてから精神的に強くなった。本大会でも守り勝つ。ミスしないチームが勝つので、細かいプレーまでこだわりたい。
三菱自動車岡崎・坂巻拳投手
直球が走り、変化球も捕手の要求通りに投げることができた。これほど長く投げられるとは思わなかった。昨季にフォームを修正したことでコントロールが良くなった。これまで秋山(翔)と笠井(建吾)が投手陣の軸を担ってきた中で、2人を出さずに勝てたのはチームの刺激になる。本大会では先発、中継ぎでも今日のようなピッチングをしたい。
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