△巨人2―2DeNA△(18日・東京ドーム)
巨人が強打のDeNA相手に引き分けに持ち込み、今季初めて優勝へのマジックナンバー9を点灯させた。
しぶとい同点劇、そして救援陣の踏ん張り。今季を象徴するような戦いぶりだった。
1―1の八回、3番手バルドナードが制球を乱し、押し出しで勝ち越しを許した。2死満塁で救援した船迫大雅が三振を奪い、ピンチ脱出。直後の八回無死一、二塁の好機を作ると、オコエ瑠偉が三塁側へ絶妙のバントを決め、1死二、三塁とした。続く岸田行倫が二ゴロを放つと、三塁走者の岡本和真が好スタート。頭からホームに滑り込んで同点とした。
その後は、守護神・大勢を筆頭にブルペン陣が、延長十二回までしのぎ切った。
阿部慎之助監督は通常行われる試合後の取材も見送り、緊急でミーティングが行われた。マジック点灯にも浮つくことなく、一歩ずつ歩みを進めていく。【岸本悠】
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