秋田県仙北市出身でモントリオールオリンピックで金メダルを獲得した元バレーボール日本代表の荒木田裕子さんが、16日に亡くなったことが分かった。

仙北市(旧田沢湖町)出身の荒木田裕子さんは、角館南高校を卒業後、日立製作所に進み、日本代表に選出された。日本代表では1976年のモントリオールオリンピックで金メダルを獲得したほか、1974年のメキシコ世界選手権、1977年のワールドカップでも日本の主力として優勝に貢献した。

現役引退後は、日本オリンピック委員会の理事や東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会で副会長を務め、大会の成功に尽力したほか、2017年から全国ラジオ体操連盟の会長に就任するなどスポーツの普及に力を注いできた。

ラジオ体操連盟によると、荒木田さんは入院していて、16日に家族から亡くなったと連絡が入ったという。70歳だった。

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