週末のJリーグ静岡県勢の結果です。J1のジュビロ磐田と清水エスパルス藤枝MYFCのJ2勢は勝利した一方、J3のアスルクラロ沼津は4連敗を喫しました。
磐田は勝利で降格圏脱出まで勝ち点差1
柏と対戦した18位のジュビロは試合開始早々から攻勢を仕掛けます。
前半5分。コーナーキックの流れで右から中村がクロスを入れると、飛び込んだのは渡邉。
移籍後初ゴールを決め先制します。
その後も勢いが衰えることはなく26分、松原のクロスから松本が折り返すと中村が中央をすり抜けてシュート。
こちらも移籍後初ゴールでリードを広げます。
後半は守護神・川島を中心に守り切って完封勝利。
降格圏脱出まで勝ち点差1まで迫っています。
清水は今季ホームで負け知らず
続いてJ2、昇格プレーオフ圏内に位置する6位の山口をホームに迎えたエスパルスは立ち上がりからキャプテン・北川を軸に攻撃陣がたびたび山口のゴール前まで迫ります。
そして、迎えた前半27分。コーナーキックからの流れで山原のクロスに北川が技ありのヘディングシュート。
6月の藤枝戦以来11試合ぶりとなる得点をあげ、今シーズン10ゴール目。
その後、一旦は追いつかれますが交代で入った選手が躍動します。
後半28分、中村のパスで抜け出した矢島が胸で落とすと芸術的なループシュートでネットを揺らし再びリードを奪います。
さらに41分同じく途中出場の郡司とタンキが左サイドでつなぐと、最後は再び矢島。今シーズン初の1試合2得点で突き放します。
終了間際にはコーナーキックからタンキがダメ押しの4点目を決めるなど、秋葉監督の采配が的中し今シーズンいまだホームで負け知らずです。
北川航也 選手:
なんか今日は入る気がしたそれがチームの勝利につながったことはなお良かった
矢島慎也 選手:
引き分けだとあまりいい結果ではない。点を獲って勝つことができてよかった
藤枝は3連勝で昇格プレーオフ進出に前進
仙台と対戦したMYFCは開始直後からゲームを動かします。
前半4分。久冨が通した縦パスに反応したのは矢村。角度のない場所から右足でねじ込んで早々先制します。
30分には左サイドからパスワークを駆使してゴール前に迫ると最後は梶川。
35歳のベテランが今シーズン初ゴールでリードを広げます。
その後、1点を失いますが後半10分。ロングパスを矢村がピタリと止めると内側に切り込んで左足で豪快なシュート。
MYFCは3連勝で昇格プレーオフ進出に向けてまた一歩前進です。
沼津は泥沼の4連敗
一方アスルクラロは序盤からFC大阪にペースを握られ後半13分に失点。
終盤は一転して攻勢に転じますがゴールが遠く、泥沼の4連敗で正念場を迎えています。
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