愛媛県今治市出身でパリ・パラリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で銅メダルを獲得した山口尚秀選手(23)=四国ガス所属=が13日、県庁を訪れ、中村時広知事を表敬した。県庁では、集まった多くの職員らが山口選手を拍手で出迎えた。
山口選手は前回の東京大会で、自身が持つ世界記録を更新し、金メダルを獲得。今大会では2連覇は逃したものの、2大会連続でのメダル獲得となった。
山口選手は、7月下旬のトレーニング中に左足の小指付近を骨折して入院。完治しないまま大会に出場した。中村知事は「そんな状態でもメダルを獲得するのはすごい。次の大会でも頑張ってほしい」と激励。山口選手は「連覇できなかったがメダルを取れてよかった。ケガを治し、次の大会ではベストパフォーマンスができるようにしたい」と意気込んだ。【広瀬晃子】
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