写真はイメージ=ゲッティ

 第49回社会人野球日本選手権の関東地区予選は最終日の13日、神奈川・等々力球場で代表決定戦があり、JR東日本がJFE東日本に5―1で勝ち、6大会ぶり10回目の本大会出場を決めた。JFE東日本は敗退。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【円谷美晶】

JR東日本・浜岡武明監督

 <6大会ぶりの日本選手権出場を決めた>

 僕は(就任5年目で監督として出場は)初めて。都市対抗1回戦でタイブレークで逆転負けした後、選手は前を向いてやるしかないと気持ちが入っていた。この暑さの中で4連戦、最後にしっかり勝ち切れたことは価値がある。最少失点で抑えれば、なんとか後半に追いついてひっくり返せるという自信がベンチの中でもついてきたと思う。

 <前日に完投した西居建陽が抑えの仕事を果たした>

 2番手の山崎(凪)が最後まで締めてくれたら本人の自信になると思ったが、勝負なので背に腹は代えられない。西居には昨日の試合後に「(明日は)さすがに先発はないけど、後ろはあるぞ」と伝えていた。

 <日本選手権での目標は>

 優勝です。都市対抗は1回戦で負けてしまったので、選手権は出るだけでは物足りない。高みを目指してもう一度、準備します。

JFE東日本・落合成紀監督

 残塁13、それがすべてです。打つべき人が打てていない。負ける時の典型パターン。(シーズンを振り返って)全国優勝を目標に掲げていたが、それを果たせなかった。結果がすべてなので、収穫があったとは考えていない。

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