シニア世代が参加する全国健康福祉祭「ねんりんピック」が、10月19日から鳥取県で開催される。秋田県選手団の最高齢は87歳。選手が11日、結団式で大会での健闘を誓った。
「ねんりんピック」は60歳以上が参加できるスポーツと文化の祭典。2024年は鳥取県を会場に開かれ、県内からは84人がテニスやサッカー、健康マージャンなど13種目に出場する。
結団式では、神部副知事が「力を発揮するとともに、全国の仲間と交流を広げ、充実した大会にしてください」と選手を激励した。
そして、選手団を代表して須田広悦団長が「秋田県の名を鳥取の地に響かせることができるように全力でプレーする」と意気込みを述べた。
県選手団の最高齢は御年87歳の進藤勢子さん。出場種目はペタンクだ。
ペタンクは、目標に金属製のボールを投げ合って、相手より近づけることで得点を競う。
進藤さんは週3回練習に励んでいて、ねんりんピックの参加は7回目。自身「今大会で最後」と話し、気合は十分だ。
進藤さんは「皆さんの力を借りて頑張ってきたい。秋田県はまだベスト16で止まっている。今回は何とかベスト8まで行きたい」と話し、「ペタンクは元気の源になっている。やれるまでやってみたい」と笑顔を見せた。
大会は10月19~22日まで鳥取市などで開催され、期間中は全国から選手・観客など40万人が訪れる見込み。
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