野生ニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園で今年最初の赤ちゃんザルが22日までに誕生し、園は「デコピン」と命名した。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の愛犬にちなんだ。職員の木本智さん(55)は「大谷選手の活躍に比例して、うちのデコピンにも注目が集まる。これからも偉大な記録を打ち立ててほしい」と大谷選手にエールを送った。
別の職員が21日午後4時半ごろ、餌をやる寄せ場にいた母ザル「アキラ」の胸元に赤ちゃんザルがぶら下がっているのを見つけた。性別は雄で、人間の手のひらほどの大きさだという。
同園では2013年以降、その年に初めて生まれるサルの名前を募集している。今月21日までに797票の応募があり、デコピンが最多の52票だった。大谷選手にあやかった「オオタニ」や「ショウヘイ」といった案も多かったが、「特定の個人名は除く」という条件で除外された。
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