大相撲秋場所初日を前に、東京・両国国技館で営まれた土俵祭り。奥中央は日本相撲協会の八角理事長=7日
大相撲秋場所は8日に東京・両国国技館で始まる。先場所10度目の優勝を遂げた一人横綱の照ノ富士は左膝痛などで初日から休場。優勝争いは琴桜、豊昇龍の2大関と関脇大の里を軸に混戦が予想される。 7日は国技館で土俵祭りが営まれ、千秋楽の22日に65歳で日本相撲協会の定年を迎える行司最高位の第38代木村庄之助が祭主を務めた。八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが出席し、15日間の安全を祈願。約800人の一般客が見守った。 優勝額贈呈式も行われ、5月の夏場所で初優勝の大の里が参加した。大関昇進を目指す24歳の大器は「夏場所のように楽しい15日間を過ごしていきたい」と語った。
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