パリ・パラリンピックの柔道男子73キロ級(弱視)決勝でジョージア選手(下)を攻める瀬戸勇次郎。金メダルを獲得した=6日、パリ(共同)

 【パリ共同】パリ・パラリンピック第10日の6日、柔道の男子73キロ級(弱視)決勝で瀬戸勇次郎(24)=九星飲料工業=がジョージア選手を下し、金メダルを獲得した。今大会の柔道の日本勢では女子57キロ級(弱視)の広瀬順子(33)=SMBC日興証券=に続く「金」となった。  福岡県出身。先天性の視覚障害があったが、4歳で柔道を始め、健常者と鍛錬を積んだ。高校3年時にパラ競技に転向。66キロ級で3位だった2021年東京大会後、新階級に対応した強化が実った。


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