【アスミビルダーズ-関メディ学院】延長十回、勝ち越しの適時打を放ち雄たけびを上げるアスミビルダーズの田中健太(中央)=京都市のわかさスタジアム京都で2024年9月6日、下河辺果歩撮影

 第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は6日、京都市のわかさスタジアム京都で敗者復活1回戦1試合と同2回戦2試合が行われた。

 YBSホールディングスはムラチグループに6―1で勝ち、同2回戦進出を決めた。島津製作所は履正社スポーツ専門学校に9―2で七回コールド勝ち。アスミビルダーズは6―5で関メディ学院との延長タイブレークを制し、ともに同3回戦に駒を進めた。

【下河辺果歩】

島津製作所・三河隆信監督

 前の試合は失策が絡んで嫌な形でコールド負けしてしまった。気持ちを切り替えようと鼓舞して臨んだ。1番の長谷川と2番の菅根が機能して、後ろが続いてくれた。(先発の)溝田も低めに集めるいい投球をしてくれた。

 仕事との兼ね合いで練習時間が限られるが、この大会に向けて暑い中でも練習量を落とさずにやってきた。(全体練習後に)残って練習する選手がすごく増えたので、結果が出てうれしい。

アスミビルダーズ・斉藤秀光監督

 (2番手の)内海を中心にバッテリーが抑えてくれたのが勝ち切れた要因。犠打をしっかり決められたこともポイントだった。

 (代打で勝ち越し打を放った田中選手は)谷川が加入する前は捕手でレギュラーとして出場していた選手。腐らずに練習してきた姿を見ているし、田中に懸けるという気持ちだった。

 守備ではミスが出たので、もう一度細かくやっていかないといけない。

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