4大会連続出場で悲願のメダル獲得、パリパラリンピック・柔道で福島県いわき市出身の半谷静香選手が銀メダルを獲得した。

準決勝を延長戦の末に制し、柔道女子48キロ級(J1・全盲)決勝の畳にあがった半谷静香選手。
地元・いわき市では半谷選手の両親をはじめ、応援団が駆けつけ声援を送る。
相手は世界ランク2位のウクライナの選手。
互いに足を出し合い崩そうとする中で隙をつかれ、技ありを奪われる。寝技の攻防が続いた後、相手の技を受け一本負けした。

父・半谷良人さんは「本当に20年間努力してくれてありがとうっていうことですね。それしかないです」と話す。
半谷静香選手は「私一人では到底なしえることが出来なかった成績だと思うので、メダルという形に残るものが出来て良かったです」と話した。

ロンドン、リオ、東京に続き、4度目のパラリンピックで掴み取った銀メダル。福島県勢が柔道競技でメダル獲得するのは初めて。

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