三重県津市出身の前川楓(まえがわ・かえで)は9月6日未明、パリパラリンピックの走り幅跳び(T63)に出場し、4メートル50センチを跳んで、6位に入りました。

 6日未明に行われた競技には9人が出場し、日本からは前川選手と兎澤朋美(とざわ・ともみ 茨城県つくば市出身)選手が出場しました。

 前川選手は6回のジャンプのうち、1回目の4メートル50センチが最高の記録で、6位に入りました。兎澤選手は3回目で4メートル58センチを跳んで、5位でした。

 オーストラリアのバネッサ・ロー選手が、5メートル45センチの世界記録で金メダルを獲得しました。

 東京パラリンピック後に、前川選手が一時共に練習をしたイタリアのマルティナ・カイローニ選手が5メートル6センチを跳んで、銀メダルを獲得しました。

 前川選手は日本時間7日の午後6時27分から行われる、100メートル予選(決勝は8日午前4時22分)にも出場します。

【前川楓選手の成績】
1回目4.50m、2回目4.00m、3回目ファール、4回目4.22m、5回目ファール、6回目4.08m

【兎澤朋美選手の成績】
1回目4.46m、2回目ファール、3回目4.58m、4回目ファール、5回目4.53m、6回目ファール

【マルティナ・カイローニ選手の成績】
1回目ファール、2回目4.63m、3回目3.52m、4回目ファール、5回目5.06m、6回目ファール

【バネッサ・ロー選手の成績】
1回目5.45m、2回目5.40m、3回目5.44m、4回目5.28m、5回目5.45m、6回目ファール

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