メッツ戦の3回、先制の5号2ランを放つドジャース・大谷。メジャー通算176号とし、日本選手の最多記録を更新した=ロサンゼルス(共同)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平がメジャーでの通算本塁打数で松井秀喜さんを超え日本選手単独最多となったことを受け、プロ野球日本ハム時代に監督として指導した栗山英樹さんが22日、「これからも松井さんと同じように、ホームランで多くの人に夢や希望を与えていってほしい」と日本ハムを通じてコメントした。

メジャー球界に精通する栗山さんは、日本屈指の長距離打者として海を渡った松井さんについて「夢や希望、笑顔をもらっていました。いかにメジャーでホームランを打つことが大変かということを感じさせてくれた存在でもあったと思います」と述懐。その記録を投打の二刀流で活躍する教え子が上回り「翔平は独自の道を進んで、その一つの節目に到達しました」と感慨深げだった。

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