【ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校-大阪ガス】八回、勝ち越しの適時打を放つ大阪ガスの室屋太郎=京都市のわかさスタジアム京都で2024年9月5日、下河辺果歩撮影

 第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は5日、京都市のわかさスタジアム京都で2回戦2試合が行われた。大阪ガスはルネス紅葉スポーツ柔整専門学校に3―1で逆転勝ち。NTT西日本はニチダイとの延長タイブレークを8―2で制し、ともに準決勝進出を決めた。【下河辺果歩】

大阪ガス・峯岡格監督

 投手の大宮(隆寛)が1点は取られたが、最少失点で最後まで粘ってくれた。代打の2人(城下拡、室屋太郎)は夏にしっかり練習した成果を出してくれた。

 (今夏の都市対抗大会に出場できず)気持ちの部分で負けたことを忘れずにやっていこうということと、パワーを付けるためにウエートトレーニングに今まで以上に取り組んだ。

 今日の試合のように少ない失点で、勝つことに執念を持ってやっていきたい。

NTT西日本・河本泰浩監督

 (九回2死から追いつかれ)逃げ切れれば良かったが、そんなに甘くない。投手が点を取られたところで次は野手がカバーしてくれた。投打がかみ合った結果が勝利に結びついた。打線は4番の酒井(良樹)がキーマンになってくれていて心強い。

 (先発の)伊原(陵人)は最高の出来。伊原が打たれてしまったのは僕らの反省点。代えきれなかった僕の責任。

 (大阪ガスとの)次戦も苦しい戦いになると思うが、とにかく必死に頑張りたい。

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