バドミントン女子ダブルス北都銀行の永原和可那・松本麻佑の「ナガマツペア」は、ペア解消を発表した4日の記者会見で、ともに戦った11年間の思い出と互いへの思いを語った。
「一番の思い出」について、松本麻佑選手は「2回目の2019年開催の世界選手権で優勝した時は、いろいろな思いで臨んだ世界選手権2回目だったので、優勝はずっと心の中に残っている一番の良い思い出」と語った。
永原和可那選手は「パリ五輪は試合をしながら『幸せだ』と心から思える瞬間で、自分の中では『ここまでやってきて良かった』と思う気持ちだった。今思い返すと、パリ五輪はすごく特別な舞台だった」と振り返った。
そして、ここまで11年という長い年月をともに戦ってきたお互いへの思いについても語った。
松本選手は「これから別々の道を行くにあたっても、やっぱり互いのことは気になるし、いろいろうまくいかないこともあると思うので、支えられるところは支えて、ともに自分たちの人生として頑張っていこうという気持ち」と今後も支えあう関係でいたいと話した。
永原選手は「いろいろなことに『ありがとう』と伝えたいなと思っている。でも残り少しまだ一緒にいられる期間があるので、最後まで2人で一緒に走り切りたいなという気持ちもある。最後にまた2人で終わる時に、もう一度『ありがとう』と伝えたい」と感謝の言葉を口にした。
バドミントンの国内リーグS/Jリーグは11月2日に開幕し、11月10日に秋田で開催される試合は松本選手の北都銀行のメンバーとして最後のゲームになる。現時点でナガマツペアとしての出場は未定だが、最後に2人の雄姿を秋田で見られるかもしれない。
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