プロボクシングWBO世界バンタム級1位の比嘉大吾(29)=志成=は3日、王者・武居由樹(28)=大橋=との世界戦に敗れた後の記者会見で「自分の中でやり切った感じがする。18歳で東京に出てきてプロボクサーになり、楽しい10年間の選手生活だった」と述べ、引退を表明した。

 比嘉は「今回の世界戦が決まってから2カ月間、野木丈司トレーナーやスタッフと『死ぬ気で頑張ろう』を合言葉にやってきた。負けたけど吹っ切れた試合ができたし楽しめた。負けて悔いはない。これを区切りとしたい」と話した。

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