バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAはプレーオフ3位決定戦が始まり、石川祐希選手が所属するミラノ(レギュラーシーズン6位)は、トレンティノ(1位)との第1、2戦を終えて1勝1敗となった。石川選手はフルセット勝ちした第2戦でチーム最多21得点を挙げた。
3位決定戦は3戦先勝方式で行われる。
決勝も第1、2戦が行われ、高橋藍選手擁するモンツァ(5位)が、今季コパ・イタリア優勝のペルージャ(2位)に対し、第1戦を1―3で落としたが、第2戦は3―2で競り勝ち、1勝1敗としている。
「3戦目が大事になってくる」
3位決定戦の第1戦は17日、アウェーであり、ミラノは第1、3セットを取ったが、第2、4セットを取り返され、フルセットに突入し、第5セットを11―15で競り負けた。石川選手はチーム2番目の20得点だった。
第2戦は20日、ホームであり、ミラノは最終第5セットもジュースにもつれ込む熱戦を22―20で制した。石川選手は38本のスパイクを打ち、18本を決めた。
トレンティノとの3位決定戦第3戦は24日午後8時半(日本時間25日午前3時半)、アウェーで行われる。【小林悠太】
石川選手の個人成績
プレーオフ3位決定戦第1戦
20得点(スパイク15、サーブ3、ブロック2)▽スパイク決定率41%▽サーブレシーブ(A+Bパス)57%
プレーオフ3位決定戦第2戦
21得点(スパイク18、サーブ1、ブロック2)▽スパイク決定率47%▽サーブレシーブ(A+Bパス)56%
石川選手のコメント(第2戦後)
今日はフルセットで勝てたので、まず良かったです。
(勝利数が)1対1になったので残り最低でも2戦あります。(次の)3戦目が大事になってくるので、相手のホームでしっかり勝ち切って、また、(4戦目の)ミラノのホームで試合ができるように、しっかり準備していきたいと思います。
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