パリ・パラリンピックの陸上男子5000メートル(視覚障害T11)決勝で力走する唐沢剣也(手前右)。銀メダルを獲得した=30日、パリ郊外(共同)

 パリ・パラリンピック第3日(30日)陸上男子5000メートル(視覚障害T11)で唐沢剣也(SUBARU)が2大会連続の銀メダルを獲得した。和田伸也(長瀬産業)は4位だった。

 競泳男子100メートル自由形(運動機能障害S4)では鈴木孝幸(ゴールドウイン)が銀メダルを獲得した。優勝した29日の男子50メートル平泳ぎに続く表彰台で、通算12個目のメダル。自転車男子3000メートル個人追い抜き(運動機能障害C2)の川本翔大(大和産業)は4位。

 日本は車いすラグビーが米国に45―42で勝ち、1次リーグ2連勝。車いすバスケットボールの女子は1次リーグ初戦でオランダに34―87で敗れた。ゴールボール女子は1次リーグ第2戦でカナダに2―1で勝ち、2連勝とした。

 唐沢剣也の話 自己ベストを更新しての2位で成長はできていると思ったが、世界はさらに上に行っている。まだまだ課題がある。

 鈴木孝幸の話 自己ベストを狙っていたので、達成できなくて悔しいところもあるが、今のベストは尽くして銀メダルを取れたので満足している。

 川本翔大の話 メダルを狙っていたので本当に悔しいが、予選でベストを出して、3位決定戦も今できることはやれた。予選が終わった直後にケアとかサポートしてもらって脚の疲労はなかった。あとは自分の力不足。(共同)

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