日本陸上界が注目する宮崎西高校の高城昊紀選手。
今年のインターハイで好タイムをマークしたハードラーは更なる高みをめざしています。
宮崎西高校陸上部の高城昊紀選手。
1年生ながら110メートルハードルで高校歴代2位の記録を持つ日本陸上界注目の選手です。
(宮崎西高校 1年 高城昊紀選手)
「となりの選手を気にしてしまうと力んでしまって、自分の走りができなくなるので自分の走りだけに集中してゴールすることだけを考えている」
8月1日に行なわれたインターハイ110mハードル決勝。
好スタートを切った高城選手はスムーズなハードリングでぐんぐん加速、トップに立ちます。
しかし最後にライバルにかわされ2位でフィニッシュ。
それでも自己ベストの13秒68をマーク。
大会前までの日本高校記録を上回りました。
(高城昊紀選手)
「インターハイという舞台は普通の大会とは違って緊張感はあったけど、しっかりと自分の走りを貫くことができたことはよかったと思う」
指導する高橋昌宏監督も高城選手の成長に目を細めます。
(高橋昌宏監督)
「今年になってスプリント力が付いて、それを生かしてインターバルもうまく刻んで走れた」
「ラウンドが上がるほど、力を発揮する高城選手の良さが発揮できた」
高城選手の100メートルの自己ベストは、高校1年歴代6位の10秒52。
このスプリント力も大きな武器です。
中学1年から本格的にハードルを始め、理想のフォームにいかに近づけるかがこの種目の魅力と話す高城選手。
自分の走りを動画でチェック、理想とのギャップを埋めていきます。
(高城選手)
「久しぶりに(ハードルを)跳んだけど、その割にはけっこう跳べたと思います」
「でも、上をめざすにはもう少しやっていかないといけないと思います。」
(高橋昌宏監督)
「(高城選手は)視覚的に捉えた情報を体現する能力が高いと思う」
そんな全国トップレベルのハードラーが見据えるのは・・。
(高城昊紀選手)
「まだ世界とは技術の差があるのでこれから少しずつ伸ばしていきたい」
「今までは(世界を)見据えていなかったけど少しずつ意識していきたい」
高城選手は日本高校記録を目標に9月の県高校新人陸上に臨みます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。