サッカーJ1のアビスパ福岡は26日、傘下のU18(18歳以下)チーム所属のFWサニブラウン・ハナン(18)が2025年シーズンからトップチームに昇格すると発表した。ハナンは、今夏のパリ・オリンピック陸上の男子短距離代表で、昨年の世界選手権男子100メートルで6位入賞を果たしたサニブラウン・ハキームの弟になる。
ハナンは東京都出身で、現在は福岡・博多高の3年生。強みはジャンプ力やスピードで、記者会見では「(福岡の)ウェリントン選手のような体を張れる選手になってチームに貢献したい」と語った。兄からは「短いけど『頑張れ』と言われた。プロとして長いので(兄の言葉に)自覚を持ってやれよということを感じた」と話した。
柳田伸明強化部長は「スピード、パワー、高さは高校生のレベルを超えている。磨けば光るダイヤモンドの原石」と評した。【藤田健志】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。