宮崎市でマスターズ甲子園をめざす元高校球児たちの熱い戦いが行われました。

今年で19回目を迎えるマスターズ甲子園、宮崎県予選には県内21校のOBチームが出場。
高校を卒業したばかりの18歳から75歳までの選手約800人が母校のユニホームに袖を通し、甲子園を目指しました。

(県高校野球OB連盟 西田洋理事長)
「各校の各世代のOBたちが集まって、憧れの甲子園を目指し一致団結し野球界を盛り上げるのが目的です。」

決勝戦は都城工業OBと都城商業OBの対戦となりました。
試合は年齢によって前半と後半に分かれて行われ、前半50分は34歳までの若手選手が出場、軽快な動きで鋭い打球を飛ばしていました。

(都城工業OB 坂本祥貴選手)
「OB甲子園は世代の壁を超えて一緒にプレーできるのは、学生の時に味わったことのない経験をしているので、新鮮な気持ちと若い時を思い出してプレーしているので楽しいです。」

そして、35歳以上が出場する後半の部では高時代の面影が薄くなった選手たちが奮闘!珍プレー続出です。
この大会のために東京から帰省した藤野選手は、最後まで野球を楽しみました。
(藤野健一選手)
「高校の時の先輩や後輩や同級生 同じグラウンドで戦った仲間たちと一緒に野球ができるのがとても楽しいです。」

試合は、前半から都城工業の打線が爆発。8回までに16点を奪い都城商業を圧倒します。
都城商業も最終回、意地を見せ4点を返します。
しかし反撃もここまで、都城工業が都城商業を16対5で破り初優勝を飾りました。
「都城工業初優勝したぞ!この勢いで甲子園行くぞ!」

優勝した都城工業は、マスターズ甲子園出場をかけ去年優勝の都城泉ヶ丘と9月14日に代表決定戦を行います。

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