長野県と群馬県の境にある浅間連峰の湯ノ丸山(標高2101メートル)で21日、埼玉県の76歳の女性が登山中に行動不能となり消防隊員に救助されました。

救助されたのは埼玉県深谷市の76歳の無職の女性です。

警察によりますと、女性は2人パーティーで長野県東御市と群馬県嬬恋村の境にある地蔵峠から入山し、湯ノ丸山に登った後、烏帽子岳(標高2066メートル)を目指しました。

しかし、標高1830メートル付近で身体のしびれや悪寒から行動不能になったということです。

居合わせた登山者が午前11時過ぎに救助を要請し、午後1時過ぎに駆け付けた消防隊員が女性を救助して病院に搬送しました。けがは無いということです。

地蔵峠を起点に湯ノ丸山と烏帽子岳を周回するコースは北アルプスなどの好展望で知られ、危険な箇所も少ないことから登山者に人気があります。

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