第106回全国高校野球選手権大会は第13日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準決勝があり、京都国際が青森山田に3―2で競り勝ち、春夏通じて初の決勝進出を果たした。京都国際は23日の決勝で初優勝を懸けて関東一(東東京)と対戦する。京都国際・小牧憲継監督の試合後の主なコメントは次の通り。
京都国際・小牧憲継監督
選手のこの短期間での成長がすごい。選抜で悔しい思いをした長谷川(颯)がタイムリーを打ち、ライトからの送球でアウトにして本当に感動した。(決勝は)京都の人たちの思いも背負って、堂々と戦いたい。
<一回に2点を先取された>
2点先制されて「やっぱりダメか」っていう雰囲気がベンチに漂っていたが、関(浩一郎)君の登板で、もう一度うちの選手たちのスイッチをいれてもらったというか、もう一回「やるぞ」という気持ちにさせてもらった。
<六回に関投手に代わったタイミングで一気に逆転した>
もう本当につないでつないでつないでっていう。センバツが終わってから、特にこだわって練習してきた部分があのイニングだった。ワンチャンスをものにして、選手たちの努力といいますか、頑張りって本当にすごいなってベンチで感動しながら見ていた。
<2番手の西村一毅投手の投球について>
一戦一戦投げるたびに成長している。あんなピッチャーじゃなかったんですけど、春からたくましくなった。甲子園という舞台に育てていただいていることに本当に感謝です。乱れ出すと早いところがあったが、冷静に淡々と落ち着いて投げるすべを身につけた。
<今春のセンバツ大会で敗れた青森山田に勝っての決勝進出>
このチームはセンバツで負けてから青森山田さんに育てていただいたと本当に思っている。
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