熱戦が続く夏の甲子園。鹿児島県代表の神村学園は19日の準々決勝で島根代表の大社を下し、2年連続でベスト4に駒を進めました。

準決勝を21日に控えたチームの様子を井上キャスターがリポートします。

井上彩香アナウンサー
「あすの準決勝を控え、選手達は集中しながら軽めのバッティングで汗を流し、準備をしています」


兵庫県の屋内練習場で行われた準決勝の前日練習。

選手たちはマシーンを使ったバント練習やピッチャーを立たせての打撃練習など、約2時間トレーニングに励みました。

神村学園は19日、準々決勝で島根代表の大社と対戦。

均衡した展開で迎えた7回には、ここまで3試合19得点の神村打線が爆発。

プロ注目の4番・正林が今大会待望の初タイムリーを放つと、続く岩下が2点タイムリー3ベースを放つなど、この回一挙4得点。


岩下選手の母・香織さん
「きょうはやってくれるんじゃないかと(思って)見てました」

投げては4回からリリーフした2年生・早瀬が気迫のピッチング!

神村学園が2年連続のベスト4に進出しました。

井上彩香アナウンサー
「神村学園勝ちました!」

アルプスで応援した神村学園の生徒
「すごくみんな一生懸命頑張ってて、かっこいいなって思いました」

試合後

早瀬朔投手(2年)
「すごく(大社の)声援がすごかったので、楽しく投げられました、逆に」

岩下吏玖選手(3年)
「この甲子園という舞台で(去年より)自分のバッティングの良さを発揮できるようになった」


投手のミスは野手がバッティングで取り返すー
仲間を思う“絆の野球”で勝ち上がってきた神村学園。

県勢30年ぶりとなる決勝進出をかけて。
そして、2023年ベスト4の壁を超えるため。

準決勝は、21日午前8時プレイボールです。

上川床勇希選手(3年)
「ベスト4で満足しない(チームの)雰囲気を感じた。しっかり後ろにつなげられるようにチームバッティングに徹していきたい」

正林輝大選手(3年)
「チームを決勝の舞台に導けるように、4番の役割をしっかり果たせられるようにやっていきたい」

小田大介監督
「(失点を)3点以内に抑えて、何とか4、5点とれる展開に持って行けたら」

神村学園は21日準決勝第1試合で、夏の甲子園初の決勝進出をかけて東東京代表の関東第一と対戦します。

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