福井市出身のメジャーリーガー吉田正尚選手が所属するレッドソックスは、20日から菊池雄星投手が所属するアストロズと対戦。吉田選手は、メジャー初の代打ホームランを放ちました。
アストロズの先発は、7月にブルージェイズから移籍した菊池雄星投手です。“日本人対決実現なるか”と期待するも、左投手対策のため、吉田選手はベンチスタートとなりました。
2－2の6回表、菊池投手が降板し、右ピッチャーに変わると、吉田選手が代打で登場。ここで魅せました。
見逃せば高めのボール球をとらえ、レフトへの大きな当たりがスタンドイン！吉田選手は、ボールがフェンスを超えていないと判断して2塁で止まっていましたが、ホームランと分かりゆっくり走り出します。勝ち越しの第9号2ランホームランとなりました。
吉田選手にとってメジャー移籍後初の代打ホームラン、第9号ホームランで連続試合安打を7に伸ばしましたが、チームは、最終回にサヨナラホームランを浴び、4－5で敗れました。
吉田選手は20日は2打数1安打、7試合連続安打で規定打席は満たないものの、ついに強打者の証「打率3割」に到達しました。
レッドソックスはア・リーグ東地区3位で、トップとは7.5ゲーム差と、地区優勝は難しい状況です。地区優勝以外のチームがプレーオフ進出を狙うワイルドカード争いでレッドソックスは3位以内を目指していますが、現在4位、4.5ゲーム差でロイヤルズやツインズを追って負けられない戦いが続きます。
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