大阪桐蔭の西谷浩一監督=大阪シティ信用金庫スタジアムで2024年7月28日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、今春の選抜大会8強の大阪桐蔭が小松大谷(石川)に0―3で敗れた。大阪桐蔭が夏の甲子園で零封負けするのは初めて。

 大阪桐蔭・西谷浩一監督の試合後の主なコメントは次の通り。

大阪桐蔭・西谷浩一監督

 小松大谷の先発・西川大智投手を攻略できず、得点できない中で、森(陽樹投手)も一生懸命投げてくれた。投手は責められない。

 (打線は)カウントを取りにくる変化球を含めて、フライアウトを少なくしようとしたが、うまくいかなかった。変化球をしっかり投げてこられたり、真っすぐでタイミングを外されたりして、自分たちの間合いでアジャストできなかった。

 (夏の甲子園では初の零封負け)もっと球数を投げさせたり、ランナーを出してプレッシャーをかけたり、いろんなことがしたかったが、できなかった。捉えているところもあったが、結果的には打てなかった。過去のことは分からないですけど、残念です。

 (先発の森投手は)真っすぐが力強く、カットボールも良かった。なんとか勝ちに結びつけてやりたかった。

 (エースの平嶋桂知投手をリリーフで起用)大阪大会の後半から状態を崩していたが、甲子園に合わせて状態を上げてくれた。先発も考えていたが、森で行けるところまでいって……と思っていた。苦しい場面だったが、しっかり投げてくれた。

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