日本時間の8月12日未明にパリオリンピックの開会式が行われ、17日間にわたって繰り広げられた熱戦に幕が下ろされた。その大会の自転車競技で、2つの入賞を勝ち取ったのが福島県古殿町出身の窪木一茂選手だ。

チームを組んだ2人が交代しながらレースを進め、獲得したポイントを競う「マディソン」で、窪木選手はレース中盤に仕掛けた。一時は3位まで順位を上げたが「この種目では日本にとって奇跡」とも言われたメダルに、惜しくも届かなかったがそれでも6位に入り、入賞を果たした。

試合後、窪木一茂選手は「奇跡を起こしてやろうと思ったんですけど、叶わなかった」と語った。
今回8年ぶりのオリンピック出場となった窪木選手。「オムニアム」に次ぎ、2つ目の入賞を勝ち取った。

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