◆パリオリンピック・卓球女子団体決勝(10日、パリ南アリーナ)
準決勝でドイツを3ー1で下し、決勝進出を決めた日本。早田ひな(24=日本生命)、平野美宇(24=木下グループ)、張本美和(16=木下グループ)の3人で臨んだ決勝では、4連覇中の中国と激突。
中国は、女子シングルス金メダルの陳夢(30)に、銀メダリストの孫穎莎(23)、また王曼昱(25)という最強の布陣で、準決勝では韓国を3-0で退けていた。
勝負の鍵を握るダブルスの第1ゲームでは、オリンピックでは初となる、張本と早田の“ひなみわ”がタッグを組んだ。早田がバックハンドで連続得点を決めるなど一時4点差を作るなど「11ー9」で、第1ゲームを見事先取した。第2ゲームは中国に「6ー11」で、ゲームカウント1ー1に追いつかれた。運命の第3ゲームでは、早田のフォアハンドと、張本のバックハンドで連続得点し、「11ー6」で日本が勝利に王手となった。
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