マラソン男子、ルーブル美術館前を通過する選手たち。(写真左5人目から)並んで走る赤崎暁(奥)と大迫傑=パリで2024年8月10日午前8時16分、平川義之撮影

 パリ・オリンピック第16日は10日、陸上男子マラソンがパリ市庁舎―アンバリッド(廃兵院)の42・195キロで行われ、東京大会6位の大迫傑選手(33)=ナイキ=は2時間9分25秒で13位だった。レース後の主なコメントは次の通り。

 <2度目のオリンピック>

 非常にタフなコースだった。納得いく順位ではないですけど、最後まで諦めずに走れたので良かったかなと思います。

 <最終盤で順位を上げました。何を心がけましたか>

 何を考えるかっていうよりかは、一つひとつ前を追ってというか。ちょっと上りで力を使ってしまった部分があったので、最後までやり切ろうというふうに思って走りました。

 <後輩の赤崎暁選手が入賞>

 彼、前半も良かったんで、もしかしたらメダルと思ったんですけど。本当は僕自身ももうちょっと前に行きたかったんですけどね。ただ、毎年こうやって入賞を積み重ねるっていうことが大事だと思いますし、僕もこれで終わらずに、またロス(五輪)に向けて4年しっかりと準備してパワーアップできるように頑張りたいと思います。

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