レスリングの全日本選手権を観戦する藤波朱理(左)と伊調馨=2023年12月、代々木第二体育館

 レスリング女子53キロ級の藤波が4試合に勝って金メダルを獲得し、中学時代の17年9月から続く連勝を137に伸ばした。これまでも日本レスリング界では連勝記録が注目されてきた。  女子は伊調馨が03年から189連勝(不戦敗を除く)。16年にモンゴル選手に敗れ、約13年間にわたる白星街道が終わった。吉田沙保里は08年にタックルを米国選手に返されて、119連勝で止まった。  男子では1964年東京五輪フリースタイル・フェザー級王者の渡辺長武(故人)が189連勝を記録した。  また、藤波は20歳8カ月28日で五輪を制した。04年アテネ五輪の伊調の20歳2カ月10日に次いで、日本勢2番目の若さ。


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