夏の甲子園に「金農の吉田」が帰ってきた。第106回全国高校野球選手権大会は第3日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、準優勝した第100回大会の2018年以来、6年ぶり7回目出場の金足農(秋田)が西日本短大付(福岡)と対戦した。金足農は、6年前にエースとして活躍した吉田輝星投手(オリックス)の弟・大輝投手(2年)が先発マウンドに上がった。
金足農は、第100回大会で横浜(南神奈川)や日大三(西東京)といった強豪校を破り、秋田勢として103年ぶりに決勝に進出した。吉田投手ら地元出身選手たちが団結して戦う姿にファンは胸を熱くし、「金農旋風」と呼ばれた。
大輝投手は兄の7学年下の弟で、兄と同じ右投手。2年生ながら背番号「1」を背負ってチームを引っ張る。2日の甲子園練習では、「6年前はかっこいいところを見せてくれた。次は自分がかっこいいところを見せたい」と意気込んでいた。【石川裕士】
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