セーリング女子ILCA6級を制し、娘のジェシーメイちゃんと喜ぶマリト・ボウンメスター=7日、マルセイユ(AP=共同)

 女子ILCA6級の36歳、ボウンメスターが五輪女王に返り咲いた。レーザーラジアル級で2012年ロンドン五輪は2位、16年リオデジャネイロ五輪で優勝し、21年東京五輪は3位だった。セーリング女子最多に並ぶ4個目のメダルに「最高。今回の勝利は特別」と感慨に浸った。  東京大会後に娘を出産。セーリングでは1キロの違いで船のスピードの出方が変わってくるため、体重を戻したり育児と両立したりすることに苦労したという。パリでは弱風下で強さを発揮し「集中してトレーニングし直したおかげ」と誇らしげだった。(共同)


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