延期となっていた2022年北京冬季オリンピック・フィギュアスケート団体のメダル授与式がパリで7日に行われるのを前に、団体男子メンバーの鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)がSNS(ネット交流サービス)に粋なメッセージを投稿した。「SHOMA」の文字を5本の指に書いた自身の写真や、同じ男子として団体に出場した宇野昌磨さんが1人で写った画像をアップ。スイスで行われるアイスショーのリハーサルなどのため式を欠席する宇野さんへの思いを込めたとみられる。
1位だったロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題により、北京五輪で3位から2位に繰り上がった日本の選手らは、6日にパリ入り。鍵山選手は7日にインスタグラムを更新し、「メダル授与式これから!」のコメントとともに指に文字を書いた写真を投稿した。
鍵山選手は6日、空港で取材に応じ、「もう(宇野さんの)気持ちも背負って。チームジャパンの一員として、こうやってメダルセレモニーをこの場所で行えることは本当にすごく光栄なことだと思いますし、メダルセレモニーを行うからには、存分に楽しんでいきたいと思います」と話していた。
鍵山選手の投稿にフィギュアファンが反応。「宇野さんを(インスタグラムの)ストーリーに上げてるの泣く」「指先に昌磨くんの名前を書いてる。きっと皆、昌磨くんも一緒にいる気持ちだよね」と称賛の声が相次いだ。
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